tester4x4のビルドログ
https://twitter.com/kakunpc/status/1119492638908923904
今回も例のごとく 天高 @skyhigh_works さんが作った自作キーボード、Tester4x4を作ったのでブログにまとめてみました。
https://twitter.com/skyhigh_workstwitter.com
https://skyhigh-works.booth.pm/items/1314392skyhigh-works.booth.pm
必要なアイテム
過去記事を参考に用意しましょう
内容物の確認
PCB x 1セット
右がキーボード基板 左がLED基板
ProMicro x 1個
ProMicroです、ピンヘッダーが2個ついています。
SK6812MINI x 16個
バックライトLEDです。数ピッタリしか入ってないので熱で壊れてしまったときは遊舎工房から買うといいでしょう。
yushakobo.jp
リセットボタン用タクトスイッチ x 1個
小さい部品ですなくさないように注意してください。
なくした場合はピンセットとかでショートさせてリセットできます。
また、aitendoで購入できます。
http://www.aitendo.com/product/17597www.aitendo.com
ダイオード x 20個
これも小さい部品ですがちょっと多めに入っています。
ナット x 8
ネジ x 4
各種キーキャップ
各種キースイッチ
- Kailh box switch(赤茶白黒)
- Kailh mid-height switch(赤茶青+ランダム)
- Kailh CHOC(low-profile, PG1350) switch(赤茶白+ランダム)
- Kailh X-switch(PG1425)(茶茶青青)
取り付ける位置はこのようになります。
ゴム足
組み立て
ファームウェアを書き込む
まずProMicroにファームウェアを書き込んでいきます。
まだQMK_Firmwareに取り込まれていないそうなのでForkされたリポジトリからダウンロードしてビルドしていきます。
github.com
ブランチの変更やqmkのビルドに関してはGoogleを参考に
(問題なさそうならhexを後日アップしておきます)
ダイオードをつける
キーボード基板にダイオードを16個つけていきます。
密集しているのでちょっと気をつけないと隣とブリッジ思想になってしまうので注意しながらはんだ付けしましょう。
向きはダイオードの線がある方を内側に向けてはんだ付けします。
リセットスイッチの取り付け
次にリセットスイッチをつけていきます。
片足だけ予備ハンダしてからつけて残りの3つを付けていきます。
ピンヘッダーをProMicroにつける
ProMicroにピンヘッダーを付け余分なところをカットしていきます。
付け方ですが、画像のようにブレッドボードやユニバーサル基板を使いましょう。
このようにして付けてしまうと後々残念なことになります。
キースイッチをつける
スイッチを指してどんな感じのテスターにするか考えながら付けていきます。
僕は右側がクリッキーな感じに統一しました。
下のXスイッチから上に順番ではんだ付けします。
ネジとナットをつける
写真の箇所を参考にネジを付けていきます。
何故かネジ穴が4つあるけど気にしない。
バックライトLED基板の一部をショートさせる
バックライトLEDを付ける前に基板をショートさせます。
ショートさせるハンダをやりやすくするためにProMicroのあまりのピンヘッダーを切ったときに出たやつを活用しましょう。
バックライトLEDをつける
向きに注意しながらLEDを付けましょう。
LEDに切込みがあると思うのでそれを見ながら奇数行が左上、偶数行が右下になるようにハンダ付けします。
LED基板との接続
接続用のワイヤーの端っこをワイヤストリッパーで剥きます。
ピンアサインを確認して接続していきます。
メイン基板は四角のランドからVCC、LEDOUT、LEDIN、GNDの順
LED基板は四角のランドからVCC、LEDIN、GNDの順
となっています。
接続は VCC同士、LEDOUTとLEDIN、GND同士を接続します。
図に表すとこうなります。
○●○□
│ //
○○□
接続してナットで止める
写真撮り忘れました。
あとはネジにLED基板をさして、残りのナットで止めましょう。
ProMicroを差し込む
ProMicroを差し込んでいきます。
ピンヘッダーをどのように付けたかによって差し込み方法が変わってきますので向きに注意しながら差し込みましょう。
ジグザグなのでこのままでも認識しますが、少しでも曲がると認識しなくなるので基板とハンダ付けもしましょう。
写真は手順を間違えてます。
動作確認
スイッチヒッターと呼ばれるソフトを使ってキーが全部正しく認識するか確認します。
もし問題があったらハンダミスかも知れないのでテスターなどで確認していきましょう。
また、デフォルトファームウェアでは指してもすぐLEDは付きません。
左上のキーを押してみてOn・Offが切り替わるかやってみましょう。
キーキャップをつけて、背面にゴム足をつけて完成